Rory Gallagher / Check Shirt Wizard - Live In '77(秀逸な音盤その4)

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 今年発売になった”Rory Gallagher / ロリー・ギャラガー”の発掘ライブアルバム。1995年6月に亡くなったので、もう25年が経ちます。当時の雑誌の記事で孤独であったことを読んだ記憶があります。それゆえか長年の深酒がたたり、肝臓を悪くして移植手術を受けた後の合併症での47歳の若すぎる死でした。

 このアルバムは1977年のイギリス・ツアーを収録した音源をCD2枚に1つのコンサートのようににまとめています。ロジャー・グローバー(ディープ・パープル)が共同プロデュースしたアルバム”Calling Card / コーリング・カード”後のツアーでハード・ロック志向が強かった時期になりますが、ハードな曲一辺倒ではなく、マンドリン使ったアコースティックな演奏も含まれています。

 ロリー・ギャラガーのライブ・アルバムはどれもハズレはない出来です。生前

にも3枚のライブ盤が出ています。どれも素晴らしい内容です。ロリー・ギャラガーの1枚目としてライブ盤から始めてもいいのではないでしょうか。

 それにしてもこれだけ熱くギターを弾き、ブルースを歌うにもかかわらず友人も少なく孤独だったとは。

 ロリー、今ここにあなたの奏でる音楽を聴いて心を揺さぶられる人がいますよ。

人さまざま / テオプラストス著 岩波文庫

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 人は何も変わっていないのだと思わせる1冊。

 紀元前の古代ギリシャ時代の書ですが、人を観察し、分析して、30種類にわたり書き記しています。

 個人的にはこの本に載っているような人になっていないかな?と思わずにはいられません。「無駄口」「不平」「無作法」とか思い当たることが・・・。

 おすすめの本なのですが現在、本書は絶版のようです、こういういい本はずっと本屋にあって欲しいと思うのです。

 岩波書店さん、復刻お願いします。

"YouthCoffee" 美味いコーヒーいかがですか?

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 休日も外出を控えてお家で過ごしていますが、美味しいコーヒーでも飲んで心豊かなひと時を過ごそうとコーヒーを買ってきました。

 写真は知り合いの”好青年”がやっている”明石のコーヒーロースター(コーヒー屋)”、”YouthCoffee / ユースコーヒー”のドリップパックです。

 普通に飲んでるコーヒーとは別次元の味、オススメですよ!みなさんも是非一度お試しを!

 パッケージを見て”ピン”ときた人、私もそのひとりですが、アメリカのシンガー・ソングライターダニエル・ジョンストンのオマージュだそうです。

 

YouthCoffee 明石市大明石町1-10-10
080-4646-3096

春実る

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 始めて植えた”スナップエンドウ”が実り始めました。花が咲いて、あっという間に大きくなりました。

 ”コロナ”、”コロナ”と外出も控え窮屈な毎日ですが、ささやかな楽しみが近くにあるといいものです。笑顔がこぼれます。

桜咲く

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 休みですがコロナウィルスの影響で自宅にこもっているのも飽きてきたので、近所の公園に運動がてら散歩すると”桜の花”が満開でした。季節は確実に進んでいます。道すがら地面に目をやると雑草の花も咲いています。自然の力をあらためて感じる日でした。

THE FLAMING LIPS / SOFT BULLETIN: LIVE AT RED ROCKS(秀逸な音盤その3)

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 2019年年末にCDショップに並んでいました。新録?と思って、最近は彼らのアルバムから少し離れていたのでスルーしていましたが、レビューを見ると2016年5月に行われたレッド・ロックスでコロラド交響楽団と共演して名盤「ザ・ソフト・ブレティン / THE SOFT BULLETIN」の曲を演奏したスペシャル・ライブの音盤化。即ゲットして聴きました。

 会場は有名な野外円型劇場です。アルバムを聴いていると屋外で名曲が響く様子がたまりません。その場で聴きたかったなと思います。不思議なことにオーケストラと一緒に演奏していますが特別な感じがなく、アルバムの曲が違和感なくいつものフレイミング・リップスのライブとして聴けます。

 1枚でも彼らのアルバムを持っている人なら必聴です(もちろん、持ってなくても)。

Gang Of Four / Entertainment!(秀逸な音盤その2)

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 先日、バンドのギタリストのアンディ・ギルが亡くなったというニュースを見ました。追悼のためCDを引っ張り出して聴きました。15年ぶりぐらいに聴いたかも?”Gang Of Four / ギャング・オブ・フォー”の1979年のファースト・アルバム。バンド名は”四人組”からとったそうです。何度か解散、再結成をしています。

 エコー感のないサウンドをソリッドでメタリックなギターが切り裂く感じ。ベースとドラムがグルーブを持って絡む。パンク以降の音(ニュー・ウェーブ?)を感じます。

 歌詞は政治や社会問題などを扱っていますが、英語がわからない私にはチンプンカンプン。でも曲は意外とポップな感じがして聴きやすい、いいです。

 実はアナログはアメリカ盤を持っていましたが、昔売ってしまいました。今となっては残念です。