流行してます、イルミネーション自作パソコン!

 最近はあまりやっていませんが、パソコンの自作をずいぶん昔からやっています。Pentiam Ⅲ / Celeronプロセッサーの頃からですから、20年にはなるのでしょうか。

  コンピューター関連の情報を見たり、ショップに行くとパソコン・パーツや周辺機器のイルミネーションが流行っているようです。LEDが普及したこともあるでしょうが、マウスやキーボードなどだけでなく、パソコン本体の中にあるマザーボードやメモリー、空冷ファンなどもあります。ですから、PCケースも透明の物やケース自体が光るものまで。私が自作を始めた頃と比べると隔世の感があります。

 私も色で差別化しようと思ってやったことがあります。”青”ですね。自作パソコンの基盤を”青”で統一しようと考えてやってみました。当時マザー・ボードなどの基盤の色はほとんどが”緑”でした。”Gigabyte / ギガバイト”のマザー・ボードが珍しく”青”だったので”これは!やってみたら面白いのでは!”と思ってやりました。当時は今のようにマザー・ボードに多くの機能が付いていなくて、LAN接続しようと思えばLANカードを、映像を出力するにはグラフィック・カードを追加しなければなりませんでした。もちろん、追加するパーツのドライバ・ソフトのインストールもですが、これが曲者でした。相性とか、順番によっては不具合とか。ネットもあまり普及していなくて、問題解決は経験とネットワークによる情報収集が頼りでした(OSからの再インストールも頻繁にやりました)。

 自慢の”青”パソコンは”Gigabyte”のマザー・ボードに”KYRO Ⅱ”のグラフィック・カード(グラフィック・アクセラレーター)、PCIのLANカードを使って“青”に統一して一人でほくそ笑んでいました。

 しかし!当時のケースは今のケースと違って中は見えません。ちなみに今も使っているベージュのアルミ製ケースです(製造メーカーは既になくなっています)。一人で得意になっていましたが、組み立てると外からは何も見えないんですね。どこにでもある平凡なベージュの自作パソコンでした。

 今の自作パソコンはRyzen5でグラボなし、基盤は“黒”のマザー・ボードです。メモリーヒートシンクが”黒”です。もちろんノー・イルミネーションです。実は光りモノにはそそられない私なのです。